【燃えよ!ピンポン】(Balls of Fury) [映画]
あー、馬鹿馬鹿しくて大好き~!「ドッジボール」や「少林サッカー」が好きな人なら、絶対に気に入ると思う。
この3つに共通するのは、わからない人、というかこれが好きじゃない人には
まったく受け入れられないジャンルだということ。
だから誰彼問わず勧めることはできない。
けど、あたしは大好き。
ストーリーは邦題からも連想できると思うが、
裏社会のある人物から招待を受けて、秘密の場所に集められ、
サドンデスの試合をするが
裏に隠された悪事を暴くというもの。
御前試合です。
まるで「燃えよドラゴン」ですね。
原題は「ドラゴン怒りの鉄拳」の原題「FIST IF FURY」をパロったと思われ。
原題についてもうひとつ。
Ballってのは、男の人のタ○タ○の事を指す場合もある。
そのせいか、劇中主人公がやたらと股間を痛めてのた打ち回ったりする。
ちなみに上のとは別にこんなポスターも作られてます。
主人公の彼、すんごいメタボな体格だし、お世辞にもいい男じゃないんだけど、
卓球やってるときにはかっこよく見えちゃう瞬間があるのが不思議。
素顔はこんな感じ。
それにしてもクリストファー・ウォーケン。
「デッド・ゾーン」のときは素敵だったし、ディア・ハンターでは助演男優賞でオスカー獲ってるしっぶいおじさまなのに
怪演。
マギー・Qも「M:I:Ⅲ」でのしなやかさをさらにパワーアップ。
キレイだしかっちょよすぎ。
でも、なんで彼女が主人公ランディを好きになったのかが思い切り省略されているように思えるのは私だけ?
そんなこんなをヌキにして、らくーに観て大笑いできた、予想外の1本。
マシ・オカ君も出ていて、ほんの一瞬だけど、まんまヒロ・ナカムラなのが笑えた。
あ、あと、デフ・レパード!
主人公ランディがデフレパの大ファンで、試合のときにも大音量でかけていたり、
エンディングでは出演者が「Pour some sugar on me」を合唱してた!
うあーーーー!懐かしい!
ランディは決勝戦の前に片腕をケガして残った左腕だけで闘うんだけど、
ひょっとしてこれは、デフレパのドラム、片腕のリックへのオマージュでわ!!??
ポイントがたまってタダで観たのが申し訳ないくらい笑えた映画だった。
アメリカでの予告編。
日本の公式サイトはこちら。
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