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仕事の話は職場だけでは無理なのか [つれづれ]

11月30日の日経新聞に「誘われなくて困る・・・」という記事がありました。
「結婚・子育て→飲み会減」という副題(?)がついています。

これは小さな子がいるから遊べなくなったという話ではなくて、
飲み会の席で必ず出る仕事の話に参加できなくなったという話。

確かに、飲みの席とはいえ、仕事の進捗、愚痴から、人事や重要なことまでが話題になることは、
珍しくありません。
現にうちの上司はしょっちゅうこの夜の密談に出かけ、
根回しや、情報収集に励んでいます。
前日までの決定事項が、なぜか一晩で270度ほど方向転換していたなんてことも
よくある話。
関係ない話ならともかく、自分が仕事をする上で必要な情報が、
参加していない飲み会で決まってしまう状況は、
納得がいきませんねえ。
どこの会社でも、働く母がそんなことで蚊帳の外にはじき飛ばされるんだなあとすごく納得。

話は変わりますが、私は喫煙者です。
吸い始めが遅かった(29歳)のもあり、社内で長い間喫煙はしていませんでした。
だけど2年前に猛烈にイライラしたことで、喫煙コーナーにデビューしてからというもの、
そこでの男性上司との会話に混ぜてもらえるようになりました。
あ、もちろんそれまで男性上司と関わってなかったわけではありませんよ。

喫煙者しか集まらないけれど、
ぶっちゃけた話とか、表情報・裏情報、デスクではできないような仕事の話題を
できるようになったのは、想定外でした。
もちろん他課の人とか、それまで口をきいたこともない人とも、
すんなりそこでは話ができる。
不思議ですねえ。

記事にもあったけど、
飲み会や喫煙場所でのコミュニケーションは
男性社会の遺物だと思います。
働く女性、働く母親が想像さえできなかった頃から
「女性は結婚退職までの腰掛け」の時代を経て、
21世紀の現在まで男性中心の社会はさほど変わっていないのでしょう。

酒の席や、一服する間くらいリフレッシュだけに専念するというのは
まだまだ無理な相談なのかもしれません。
だって、仕事の話しかしないオヤジは、
仕事以外で何かほかに話題を持っているのでしょうか?


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